Plasticからのごあいさつ
 どうも始めまして、ドゥテールマスターより頼まれ何故かこのコーナーを受け持つことになったメカトロwebスタッフのplasticと申します。このサイトのデザイン面全般を担当しておりトップの重たいflashのデータ等をつくったりしております(反省しております・・・)。さてさてこのコーナーはというと私の個人的趣味である映画について適当な事を語ってくれということでマスターより言われています。なので本来このサイトの存在意義であるアーケードゲームに関わる事とはちょっと違う内容になっていくと思います。まぁ箸休め程度に気楽に見ていってください。
 私plasticは映画をこよなく愛しております。どれくらい愛しているかというと劇場に足を運んでみる映画が年間100本を軽く超え、平均すると3日に一本見ているという計算になるほどです。学生ならいざ知らず社会人でこういう事を続けていると「あいつ仕事してるの?」とか「帰るの速いよ」なんて後ろ指さされる事もまま有りますが気にしません(いや気にしろ)。でもデザイナーという職種上世の中の素晴らしい事柄に目を向けるのは必要不可欠だと考える私はそんな揶揄もいざ知らず今日もまた映画館へ通う毎日を過ごしております。このコーナーではそんな不忠義者の私が日々見ている映画のレビュー(自己満足の映画評論)と映画に関するコラム(自己満足の映画四方山話)を適当に(←ここが大事!)書き綴っていこうと思います。え〜マイブームの第三回、『ミーム』の項を見てもらえば分かると思いますが私はデザイナーには珍しく(たぶんね)理屈っぽい人間です。一応このコーナーを始めるにあたって軽く私の映画に対する思いと、少しはゲームのことに触れる文章を記しておきたいと思います。
 みなさんは「総合芸術ってなに?」と聞かれると何を思い浮かべますか?私は当然胸を張って映画と答えます。かの高名なスペインの建築家、アントニオ・ガウディーが生きた時代には総合芸術とは建築の事を指したそうです。当時の芸術の範疇に入る要素が絵画や彫塑といった純粋芸術から木工、金工、陶芸、染色といった程度の所に留まっていたからだと思われます。当然現代の芸術はその枠内では収まら無いのは言うまでもありません。何よりも大きな違いは映像の技術が生まれ出でて、たった百年程度で芸術の領域まで登りつめたと言うことでしょう。純粋芸術からクラフトワーク、デザイン、文芸、はてはアニメーションやCGまでも内包する映画は、現在の世でもっとも総合芸術という名を冠するにふさわしい芸術分野だと私は思うのです。ただしこれだけ映画好きな私も映画が総合芸術だとこれから先未来永劫呼ばれ続けるとは思っていません。まだまだ先の話になるとは思いますしもしかしたら途中で潰えてしまうかもしれない可能性も多々ありますが、唯一映画に足りない部分を持っている芸術分野があります。それがゲームだと私は思っています。映画になくてゲームにはある要素、それはインタラクティブ性だと私は感じています。双方向にしかもリアルタイムに映画の筋を見ている人間が変える事は出来ません。もちろんそれが出来てしまえば映画は映画では無くなってしまいます。脚本に従い監督が辣腕を振るってフィルムに焼き付け、決まった時間、決まった方法で見せる。多くの芸術がそうであるように映画もまた一方向に閲覧してもらう芸術なのです。でもゲームは違います。映画の持つほぼ全ての芸術要素を持ちつつインタラクティブ要素(まだまだ稚拙なものですが)と相反せず共存しています。「ゲームが芸術?馬鹿馬鹿しい!」と思う人も多いでしょう。でも映画もはじめてこの世に現れた時、皆がいったそうです「映画が芸術?馬鹿馬鹿しい!」と。いつになるかは分かりませんがそう遠くない未来、ゲームが総合芸術と呼ばれる日がくるかもしれません。ゲームセンターで、ご家庭で、ゲームをする時、こいつは総合芸術への道のりを歩き始めた未完の大器だと感じて頂ければ幸いです。わたしが映画をこれほど好きで、尚且つゲーム会社に席を置いているのはこういった理由からなのかもしれません。
 それでは超自己満足コーナー、Plastic's Cinema worldを楽しんでいってください。