| 3週間限定公開という珍しいプロモーションが幸をそうし、早々と公開延長(ちょっとずるい・・・)。そんな、邦画には珍しいヒットの仕方が話題な本作。私的にはなぜこの作品が口コミでこれ程広がるのが今一謎。もともと設定に無理があることは、承知の上で作っている思い切りは伝わってきます。細かい科学的な説明はほったらかして、その現象自体に人々がどう関わっていくかに物語を絞っている。そういう方法論で人の心情にクローズアップしようと努力した跡が見受けられます。ただしそういった割り切りを見せた割には、登場人物を多くしすぎた感がある。せっかく焦点を絞って作った時間を、また自分自身で散漫に使うという自己矛盾をおこしていて、どうもまずい。ここはもう主人公達だけにお話を限定した方が、よっぽどに詰まった物語が作れたような気がしてなりません。それに後半のRUI(柴崎コウ)の歌シーンが三曲分あるのはやっぱりちょっと長いです。PVじゃないんだから。設定も良いし、キャスティングもいい所いっているのに、肝心要の時間構成がそれを潰す方向に動いているので、もったいない気がした作品でした。 |
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